中学受験 算数 苦手 克服

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苦手な算数はこうやって克服!中学受験を人生の糧にするために。

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小手先の暗記では突破できない、本物の応用力が試される中学受験。

 

算数が苦手な場合、どのように対策すれば克服できるのでしょうか。

 

ここでは勉強法から普段の生活での心構えに至るまで、苦手な算数を克服して中学受験に合格する方法について考えてみました。

 

算数が得意な子と苦手な子。

 

その違いは、実は「数字」に対する意識の違いにあるのです。

 

普段から数字を意識して生活してみよう

大人でもそうですが、なんでも数字に置き換えて考える人っていますよね。

 

例えば、「今日、暑いよね~」と言った場合、数字に抵抗がない人はすぐに「気温はどのくらいなんだろう?」と考えます。

 

そして、その気温は昨日と比べてどうなのか、例年の平均気温と比べてどうなのか・・・と比較し、今日が本当に暑いのかどうかを検証するわけです。

 

さらに、そこに湿度のデータまで入れて「快・不快」を判断する人もいて、一緒にいる人はごまかしがきかない感じ。

 

なんでも数字べースで分析するので、日々の暮らしや人間関係の中でも「曖昧なことを残しておかない」という特徴があります。

 

こういった性質は、人付き合いの観点からすれば少々面倒くさいタイプですが、中学受験に合格するという目標があるのであれば決して無駄にはならない性格です。

 

算数が苦手な場合は、このように普段の生活の中で「数字」を意識してみると良いでしょう。

 

数字を元にして考えるクセがつくので、応用問題にも抵抗感がなくなっていくはずです。

 

暗記ではなく、実践で。

小学生に勉強を教えていてよく感じることですが、自分の中で納得しない限り本当の実力は身に着きません。

 

個人的に、「これは効果があるな」と感じているのは、自分で「絵」にしてみて考えるという方法です。

 

算数が苦手なら特に、問題文の内容をイラストで表してみる。

 

そのプロセスで頭の中が整理されますし、問題の趣旨を理解できていない場合は絵も描けません。

 

教える側としても、子どもが何につまづいているかを把握しやすくなります。

 

中学受験までの残り時間が少ないと親も焦りますが、だからといって詰め込むだけでは意味がありません。

 

上辺を理解しただけでは、試験の当日の緊張で全て飛んでしまうでしょう。

 

どんなプレッシャーの元にあっても十分なパフォーマンスを上げるためには、腹の底から理解していることが大事です。

 

慣れてきたらさらさらッと計算式を書いて解けるようになりますが、それまではまず「問題の趣旨を正確に理解すること」を徹底して欲しいですね。

 

少し期間を空けてやり直しましょう

さらに、克服できた問題は期間を置いて何度も復習することが大事です。

 

オトナも忘れますが、子どもも結構、大事なことを忘れます。

 

せっかく「できた!」と思っても、数か月後にチェックするとまた理解があやふやになっていることは多いものです。

 

逆に言えば、本当の意味で腹落ちしていないから理解が定着していないのです。

 

時間をおいてやってみて、また躓くようだったらそこはまだ克服できていないということ。

 

今度は少し期間を短くして、理解が定着しているかどうかを繰り返しチェックしましょう。

 

中学受験までこれを繰り返していくことで、算数の苦手は確実に克服することができます。

 

【まとめ】苦手なことは避けるより正面から立ち向かったほうが良い

苦手な算数を克服して中学受験に合格するためのテクニックと心構えについてまとめてきました。

 

しっかり押さえておきたいポイントをまとめます。

 

  • 普段の生活の中で「数字」を意識するクセをつける
  • 苦手な問題は、内容を絵で表してみる
  • 一度克服できても、油断せず期間を空けて何度も復習する

 

苦手な算数も、一度「面白い」と思えれば得意な教科に変わる可能性があります。

 

中学受験のために、そして人生をよりワクワクしたものにするためにも、算数と正面から向き合う時間と覚悟が必要です。

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