中学受験の算数攻略は時間を意識した勉強方法が鍵。時の神を味方につけろ!
中学受験で合格するためには、“運”以上にスキルやテクニックが必要だと言われています。
特に算数はその傾向が強いよう。
具体的にどんなテクニックが必要になるのか。それを身に着けるために普段からどんな勉強方法を意識すれば良いのか。
ここでは、中学受験対策につながる算数の勉強法について調べてみました。
学校の授業の通りに勉強していても合格できないのが中学受験です。
だからこそ塾通いは必須だと言われていますが、本当にそうなのでしょうか。
自宅学習と塾学習の大きな違いは、「人の目がある」ということです。
ひとりで勉強していると、どうしても自分に甘くなりがち。
特に算数で意識したいのが、「時間」です。
「御三家」と呼ばれるような難関校の場合、難しい問題にかかりきりになって時間がなくなったりしがち。
普段から「スピード」を意識するという点で、やはり塾の学習は効果的だと言えるでしょう。
逆に言えば、自宅でも「難しい問題を時間内に完成できるように、時間を計って勉強する」という勉強方法を習慣づけていれば、塾通いしているライバルと同じような時間感覚を養うことができるはずです。
とはいえ、スピードが速ければ良いというものではありません。
答えが間違っていたり凡ミスが多かったりすると全く意味がないので、「速く」に加えて「正確に」を徹底的に意識してみて欲しいですね。
算数が苦手だという子どもの中には、問題の意味をよく理解できていないというケースも多いようです。
何を問われているのかを正確に理解できないから、正確な答えを導き出せない。
間違っているのに「これが正解だ」と思い込んで見直しをしない。
結果、点数が伸びない。
このような悪循環を断ち切るためには、国語力を磨くことも大事です。
普段から、時間や分量を決めて活字に触れる習慣をつけておくと良いでしょう。
これは子供だけでは難しいかもしれないので親も協力してあげて欲しいですね。
なるべく、興味を持って楽しく読めること、長く継続できることを意識した本選びが成功のカギです。
中学受験の段階で読解力を磨いておけば、その先に待っている大学受験でもその力を生かすことができるでしょう。
また、「限られた時間内に、ややこしい問題文を正確に理解し、正確な答えを導き出せるか」?
やはりここでも「時間」を意識した勉強方法は重要です。
1枚のテスト用紙の中には、自分にとって得意な問題もあれば不得意な問題もあるでしょう。
苦手な問題に引っかかって延々と時間をかけていたら、得意な問題に割く時間が少なくなってしまうかもしれません。
そこで、普段の勉強の中でこんな力を鍛えられるような工夫をすることが大事なのです。
- テスト用紙全体を見て、得意・不得意の判断ができること
- 問題に優先順位をつけること
- 解けない問題を後に回す決断力を養うこと
普段、学校や塾の宿題をする場合でも、この3つを意識しながら解く癖をつけること。
この勉強方法を定着させることによって、本番でも得意な問題は確実に点数につなげることができるようになるのです。
普段の勉強方法でも、「解けない問題に割く時間を決める」ということを意識してみると良いでしょう。
「〇分考えてもわからなかったら答えを見る」としておけば、本番でも一つの問題に固執せず潔く次の問題に進めるようになりますよ。
中学受験で合格するための、算数の勉強法についてまとめてみました。
大事なポイントをおさらいしておきましょう。
- 「速く」「正確に」を意識して問題を解く癖をつける
- 算数が苦手だからといって算数ばかり勉強するのではなく、活字に触れる習慣をつけよう
- わからない問題は飛ばして先に進む、その決断力を鍛えよう
全体的に、算数攻略のポイントは「時間」。
限られた時間でいくつもの難問を解くのですからペース配分は必須ですが、その「時間感覚」は一朝一夕に身に着くものではありません。
普段から、本番さながらの雰囲気で自分自身にプレッシャーをかけることが、本番で「時の神」を味方につけることにつながるでしょう。
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