中学受験の国語がムズい!教科書にはない「解き方のコツ」ってなんだ?
中学受験の国語は、解き方の基本をマスターすれば確実に点数アップできます。
特別な参考書を新たに購入する必要はありません。
この記事では、意外と見逃しがちな基本の基本に注目!中学受験の国語を攻略するヒントは、実は日常生活の中のあらゆるところに隠されているのです。
解き方のポイントと日々の生活で意識すべき国語力アップの秘訣についてご紹介します。
国語は、知識を詰め込めば点数が上がるようなものではありません。
大事なのはセンスを磨くこと。
そのためには、日常生活の中でできる小さな積み重ねがとても大事なのです。
国語が苦手なお子さんに、「問題をよく読んでね!」「落ち着いてやればわかるから!」といったアドバイスをしている親御さんはとても多いと思います。
しかし、実際に返ってくるテストを見ると、「え、なんでわかんなかったの?」「よく読めばわかるじゃん・・・」と愕然とするようなミスをしているケースも多いものです。
原因は、肝心なところを読んでいない、もしくは読み方が“浅い”ことにあります。
中学受験に限らず、国語の解き方で最も大事なことは問題文を読むこと。
それも、闇雲に読むのではダメで、問題用に線が引いてあったり、空欄があったりするところの前後を集中して読み込むことが大事なのです。
全体をしっかり読み込もうとするからウンザリするし集中力もなくなってしまう。
手っ取り早く点数を上げて苦手意識を克服したいのであれば、まずは「読むべき場所」を重点的に、しっかり読み込むことを意識させましょう。
国語の苦手を克服するには、ただ机の上にかじりついて勉強しているだけではダメです。
国語は、「国」の「語(=言葉、言葉遣い)」について学ぶ学問ですよね。
つまり、普段の日常生活に深く結びついた学問なのです。
「解き方」と難しく考えすぎず、普段の会話の中から意識していけること、変えていけることも多いはずですよ。
例えば、段落分けが苦手な子は日常会話でも話の筋道を立てるのが苦手だったり、人の話を理解するのが苦手だったりします。
国語の問題を見て段落に分ける練習をするというのはとても大事ですが、それ以前に、
- 日常会話でも「起承転結」を意識しながら話すクセをつける
- 人の話の要点を4つくらいにまとめる
といったことを意識させてみると国語力は飛躍的にUPします。
中学受験だからと勉強ばかりに注力して家族のコミュニケーションをおろそかにしないことがなにより大事なのです。
国語力を上げるためには、テストを「楽しむ」という要素も絶対に必要です。
例えば、よくある「A、B,、Cで正しいものを選びなさい」という問題。
「AかCだろう」というところまでは絞り込めても、どっちか一つを選ぶことができずに悩み、時間を浪費してしまうというケース・・・みなさんも経験ありませんか?
どっちも正しいように思えて、結局、「どちらにしようかな、神様の言う通り・・・」で決めてしまうという子も多いです。
しかし、似ているように見える二つにも、必ず違いはあります。
それも、後になって考えると「なーんだ」と思うようなことなんですよね。
このような選択式の問題の解き方としては、「間違い探しゲーム」を意識してみると良いでしょう。
案外、国語とは全く関係のない、間違い探しゲームを毎日やると集中力&見極め力がついて点数が上がることもあるんです。
苦手を克服するために!と力み過ぎるとかえって苦手意識を強化してしまうことにもなりかねません。
遊びの要素、ゲームの要素をうまく取り入れて自然と勉強に気持ちが向いてくれるように導いてあげられるのが理想的ですね。
中学受験の国語が苦手!解き方がわからない・・・というお子さんに向けて、解き方のコツや日頃の勉強で意識して欲しいことをまとめました。
大事なポイントを整理しましょう。
- 問題文は、線と空欄の前後を重点的に読み込むべし!
- 日常会話でも「起承転結」「段落」を意識して話す・聞くクセをつける
- 選択問題は間違い探しゲームの延長と捉える
国語は、日常生活と密接に結びついた学問です。
中学受験対策をすることが、巡り巡ってコミュニケーション能力を上げることにつながったり、それによって友達や家族との関係が良好になるというプラスの付随効果も期待できるんですよ。
「解き方」のコツを身に着けることは、一生使えるコミュ力を身に着けることにもつながる!
ぜひ、中学受験の「その先」を見据えた対策、トレーニングを意識してみてくださいね。
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