中学受験の学校選びで男子校や女子校、共学のどれにするか迷う方も
私にも男女一人ずつ子供がおりまして、それぞれ男子、女子校に進学しました。
長男の場合は小学生時代の女子にまつわるイヤな経験から本人が望んだことでもありました。
笑ってしまうような話ですが、今の時代女子の方が圧倒的に強く大人なのですね。ただただ怖かったようです。
男子校に通わせるママ友から
「男子校は男の子の天国よ~」というのを聞いて早速訪問したところ、男の子は実に子供らしく無邪気でかわいいのです。男子校の中では今流行のオタクが大きな顔をしていられます。これは逆に女子校も同じです。
この様に、異性の目を気にせずのびのび過ごせるのが選ばれるポイントだったりします。
長女の場合はどちらでも良かったのですが、私がキリスト教の学校に入れたかったので女子校になりました。キリスト教の学校の殆どが男女別です。学校説明会によると、男女は同等であっても同質ではないという考えで、同じ事を複数のキリスト教学校で聞きました。
ネットで調べたところ、男女を分けるというのは欧米からきた考えだそうで、やはり男女の成長の差から分けたそうです。日本の教育は男子教育から始まっていますから、男子校があるのは当たり前ですが、女子校の始まりは欧米からのキリスト教の布教活動から始まっています。
明治時代に遡りますが、女子にも教育が必要と考えた当時の宣教師たちが学校を設立したのです。現在あるキリスト教系の女子校の殆どが長い歴史の中で時代の流れに翻弄されながらも現在に至っています。
結局のところ男と女しかいない世の中で、男女が同等に協力しながら学校を運営してゆくのにも大きな意義があります。また、異性がいることでの非行防止効果もあるのではないでしょうか。
成績不振であることや悪さばかりしていては面目が保てません。女子もそうです。あまりきつい性格では男子から怖がられてしまいます。
少しはおとなしくなるのではないでしょうか。勉強面でも、互いの得意分野の勉強方法など良い影響を受けることも多々あるはずです。
でも、実際受験の段になるとそんな事に迷ってはいられませんよ。学校選びの段階ではどちらも見ておくことをお勧めします。受験する学校が共学だけという選択も難しいのではないでしょうか。とくに女子は女子校が圧倒的に多いです。
逆に男子校は減少していますから、共学を選ばざるを得ないことも考えられます。首都圏だと千葉県は国府台女子と和洋国府台女子を除き共学しかありません。ですから男女という狭い視野で学校を捉えないで、学校そのものの良さを見て下さい。
大学受験進学実績を見ると、国公立、早慶上智では圧倒的に男子校、女子校が強いです。MARCHクラスになると共学も増えてくるという状況ですが、共学の多くに大学付属校が含まれますから、それが大きな要因かもしれません。
中学受験の総合情報
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