中学受験の英語対策をしたい!流行りのオンラインレッスンって効果はどうなの?
コロナ渦で様々な分野に「オンライン」が浸透した2020年。
中学受験対策の英語対策も、塾ではなく「オンライン」を選択している方もいます。
気になるのはその効果。英語はオンライン授業でも本当に身に着くの?
わざわざ遠くまで通わなくても良いのがオンラインのメリット。
でも、肝心の学習効果はどうなのでしょうか。
結論から言えば、オンラインだろうが塾だろうが、大事なのはその子供のモチベーション。
やる気になって取り組める子、長く続けられる子は伸びるし、そうでない子は伸びないということです。
これはどんな分野についても言えることですよね。
たとえば我が家の娘は、2歳半からキッズ英会話に通っていましたが、途中からは全くやる気がなく、毎週連れていくのが一苦労でした。
親としては、「今は小学校から英語があるんだから、後で苦労しないように先に少しでも英語に慣らしておきたい」という思惑があったのですが。
結局、「習っていても英語が全くわかる気がしない」とブーブー文句を言うので、3年生になる手前で辞めてしまいました。
しかし、意外なことに、学校で英語が始まると「英語の授業が一番好きだ」と言うではありませんか。
塾に通っていた当時、宿題は全くやらなかったのに・・・。
結局、本人が「楽しい」と思えれば積極的に勉強して知識も蓄えられていきますし、そうならない限りは塾に通おうがオンラインで習おうが効果はなく、全く身につかないということです。
これは中学受験対策の英語も同じことでしょう。
ただ、「もしかしたら、うちの子もオンラインだったら長く続けられたかも」と思うエピソードがありました。
これは実際にオンラインで英語を習わせているママ友から聞いた話ですが、「オンラインだと、一対一で会話することになるから、ごまかしがきかない」と。
なるほど、それは確かにそうですよね。
ごまかしがきかないというとちょっと怖いなと思われるかもしれませんが、そういう状況に置かれるからこそ人は「どうしようか」と頭を使います。
語学を本気で見につけようと思ったら、この「どうしようか」と焦る感覚は絶対に必要です。
娘が通っていたスクールでは、人数が多かったので一人ひとりがちゃんと理解できているかなんてチェックしていない感じでした。
算数や国語のように、やはり英語も本気でやろうと思ったらマンツーマンでやりとりできる環境を整えるに越したことはないのです。
ママ友の子供は、最初は先生から何を聞かれても「YES」か「NO」でしか答えられず、そこで会話が止まってしまっていたとのこと。
それが、小4の今では「Because」を使って自分の考えを述べたり、フリートークを楽しめるレベルになっているというから驚きですね・・・。
英語の場合は、中学受験対策というよりも「将来使える力が身に着くかどうか」の効果がはるかに大事です。
ただ文法を覚えるだけでは意味がないので、海外の人とざっくばらんにフリートークを楽しめるような力が身に着いてなんぼ。
国語や算数とはちょっと見方を変えて考えたほうが良いかもしれませんね。
では、中学受験対策と並行して英語のオンラインレッスンを受けるとしたらどんなものが良いのか。
効果が高いという好評価を得ているのは、学研グループ系列の「kimini」。
スタンダードプランは1日1レッスン(25分)で6028円/月。
レッスンごとに「予習」「復習」のプログラムが用意されているというのが特徴的で、「話すことに重点を置いているのが良い」という評価が多いです。
英語は週に1回習っただけでは「使える形」では身に着かないので、毎日英語に触れる習慣がつくというのがいいなと個人的には感じました。
それでいて1日あたり200円というのもコスパ良いですよね。
他に、DMMがやっている英会話も1日1レッスンで6480円/月です。
「通う」という心理的、経済的、肉体的な負担をカットできるのですから、その分だけ”高頻度”で”コスパ高く”受けられるオンラインレッスンを選びたいものですね。
中学受験対策として英語のオンラインレッスンを利用するのはアリかナシか。
その効果について見てきました。
ポイントを整理します。
- オンラインでも塾でも、本人にやる気がなければ効果はない
- オンラインの場合は「マンツーマンだから英語と向き合わざるを得ない」というメリットがある
- コスパが高いと好評価を得ているのは学研系とDMM系のレッスン
学校生活に加えて中学受験対策も必要となると、子どもたちが自由に使える時間は限られてしまいますよね。
だからこそ、英語に触れる時間はなるべく楽しく、効率よく学べるものにしてあげたい!
「外国人の先生=恐怖」ではなく、「今日は何を話そうかな」と楽しみな時間になるように、やはり先生との相性も見てあげる必要があるでしょう。
「○日間、体験無料」などのサービスはぜひ積極的に活用してみてくださいね!
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