中学受験 塾 転塾

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頑張っているのに、成績が上がらない。

 

友達からの陰湿な嫌がらせで、心が壊れそうに辛い。

 

･･･塾に通っていると、学校とは違った形での様々な悩みが出てくるようです。

 

そこで浮かび上がる決定的な選択肢、「転塾」について考えてみましょう。

 

親の転勤で引っ越しをしなければいけないので、やむを得ず･･･という転塾であれば親も子も「仕方ないか」と諦めもつくのでしょうが、もっとネガティブな理由だったら？

 

例えば、先生との相性や塾の指導方針が合わず、子供が通塾を渋るようになってしまった、とか。

 

通っていても、成績が全く上がらないとか。

 

中学受験の塾だと生徒同士のライバル意識が高いところも多いでしょうから、嫌がらせやいじめに遭って行きづらくなってしまうということもあり得ますよね。

 

「塾なんてどこに行っても大差はない。似たようなトラブルはどこにだってあるんだから、頑張って今の塾に通いなさい。」

 

と子供に努力を強いる親御さんも多いかもしれませんが、状況によっては「転塾」を視野に入れて考えたほうが良いでしょう。

 

単純に、本人にやる気がなくて勉強をサボっているというのなら別ですが、事態は親が思っているよりも深刻なのかもしれません。

 

中学受験に合格できないどころか、心に一生の傷を残すような状況に追い込まれている可能性も否定できませんよ。

 

まずはお子さんとしっかり向き合って、丁寧に話を聞いてあげてください。

 

まず、塾や先生のやり方が合わないから塾に行きたくない！成績が上がらない！

 

と、訴えている場合。

 

これは、他の塾に通っても同じ結果になる可能性があります。

 

特に、今通っている塾よりもプログラムのスピードが速いところに移るのは危険です！

 

中学受験を目標とした塾はそれぞれカラーが本当に違いますので、安易に「他に･･･」とは考えないほうが良いです。

 

その塾のどんな点がお子さんに合っていないのか、先生はどう考えているのか、改善の余地はないのか（例えば、クラスを変えてもらう）？

 

すぐに転塾を決めてしまうのではなく、塾の先生もまじえた話し合いの場を設けることをオススメします。

 

次に、子供同士のトラブルが原因で転塾したい！と言っている場合。

 

これも、まずは状況確認ですね。

 

相手の家に乗り込んで行く！という親御さんもいますが、それは危険！

 

自分たちが動くよりは、塾に相談して動いてもらったほうが安全です。

 

そういう子は他のお子さんにも同じような嫌がらせ行為をしている可能性がありますので、塾も何かしら情報を持っているかもしれません。

 

しかし、相談しても何も対策を取ってくれない、事態の深刻さがわかっていない･･･ということであれば、転塾を視野に入れたほうが良いでしょうね。

 

中学受験を前に、なにかしらのトラブルで「転塾」という道を選んでしまうと、子供の心に「自分は逃げ出したんだ」という意識が芽生えてしまうことがあります。

 

自分は負けたんだ･･･なんて弱気になっていたら、厳しい中学受験を乗り越えることはできません！

 

子供に変な敗北感や劣等感を残さないためにも、親としては次のことを伝えるよう心がけたいところです。

• 今回の転塾は、中学受験に合格するための前向きな選択であったこと。
• 塾を移ったことは、「負け」ではなく「勝つ」ための有効な手段であったこと。
• 仕切り直して、本当の闘いはココから始まるんだ！ということ。

一言でいうと、とにかく「転塾」にまつわるネガティブな感情を払しょくするお手伝いをするということですね。

 

この選択は、輝かしい合格につながっている。

 

親子ともに、その可能性を心から信じて進むことが良い結果を引き寄せるのです！

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