中学受験 塾 日能研

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受験する中学はもちろんのこと、今は「どこの塾に通っているか」も重要視される時代。

 

日能研＝頭のいい子が通う塾というイメ―ジがありますが、本当にそうなの？

 

中学受験のための塾、というと、「教祖様みたいな先生がいて親は妄信的に従い、子供は朝から晩まで勉強漬け」みたいなイメージでしょうか？

 

いえいえ、中学受験は単なる「詰め込み」では合格できません。

 

ただ教科書を読んで勉強していても身につかない「応用力」が試されるのであり、だからこそ塾通いが必須なのです。

 

日能研でも、大事にしているのは「子供が中心にいる学び」。

 

中学受験を目指す時期は、子供たちが「自分は一人ではなく、人とともにある存在だ」と気づく時であり、「学び、育つ」ことにおいて宝物のような時間だと捉えています。

 

そんな大事な時間だからこそ、自分の意志で主体的に自分自身を作っていってほしい。

 

･･･公式サイトには、教育ポリシーとしてそんなことが書かれていますので、それを見ると

• 「“詰め込み”の塾じゃないんだな」
• 「勉強、勉強って言わない塾なのかな」

と印象が変わりますね。

 

テストによってクラス分けがあるので（4・5年生は2ヶ月に1回、6年生は毎月）、

• 「実力重視」
• 「下剋上」

的な面はありそうですが、いわゆる「ガリ勉」だけを育てる塾ってわけでもなさそうです。

 

有名な塾ですから、中学受験の激戦区だと「日能研に通っていること」自体がブランドになるんでしょうね。

 

そんな塾なら、やっぱり授業料も高いんだろうな、庶民のウチには無理だろうな･･･としりごみしちゃいます。

 

実際のところどうなのか、日能研の授業料をチェックしてみましょう！

 

【4年生】

70分×4コマ／週
約45万円／年（月換算で37,500円）

 

【5年生】

70分×6コマ／週
約65万円／年（月換算で54,170円）

 

【6年生】

70分×9コマ／週、
約108万円／年（月換算で90,000円）

 

この他、入会金で21,600円かかります。

 

他の塾と比べてべらぼうに高い！というわけではないようですが、ひと月に10万円近くもかかるのだとしたら、家計はかなり苦しくなりそう。

 

ママも、「自分へのご褒美」なんて買ってる場合じゃないですね。

 

それだけ高額な授業料を払っても、合格できるなら文句はありません。

 

だって、自分じゃ教えられないですからね。

 

名門塾ならでは指導力とネットワークをフルに生かして合格に導いてくれるなら、ちょっと無理しても通わせますよ！･･･という親御さんが多いんじゃないでしょうか。

 

ただ、日能研については「志望校対策を始めるのが他の塾より遅い」という指摘もあります。

 

基本がしっかりできてから、というスタンスのようですが、「それでは間に合わない」「だから合格実績でSAPIXに負けるんだ」とご不満の方が多いんですね。

 

早い段階からできるだけ多くの過去問を解いて応用力をメインで鍛えたいという方子にとっては、不向きな塾とも言えるかもしれません。

 

 

とはいえ、日能研は〇×がつく前の答案をデータ化して見直しができるシステムが好評。

 

点数がつく前の答案を土台に、友達や親子であれこれディスカッションできるので、自分の実力を客観的に見られるというメリットがあるんです。

 

単に「合ってる」「間違ってる」「〇〇点だった」という結果ばかりではなく、「プロセス」を大事にして欲しい。

 

ひとつ一つのテストをもっと深堀りして本物の理解を手に入れて欲しいという日能研の思いが感じとれるシステムですね。

 

 

本物の学力とは、一朝一夕には身につかないもの。

 

一歩一歩を大事にする日能研を選ぶか、はたまた効率重視の他塾を選ぶか。

 

その結果は、中学受験よりもずっと先の未来に表れるのかもしれませんよ。

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