中学受験 塾 席順

トップページ ＞ 意外！中学受験の塾の費用が高額じゃない事実 ＞ 中学受験対策の塾では、どのようにして席順が決まるのでしょうか？

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小学校だと、席順はくじ引きだったり、先生の独断だったり。

 

ですが、中学受験塾ははとことんシビア。

 

成績次第で、一番前にも後ろにもなり得るのです！

 

「いやいや、いくら塾だからって成績で席順が決まるなんてあからさま過ぎるでしょ！そんなえげつないこと、ホントにするの？それで子供のメンタルは大丈夫なの？」

 

と、やや不安を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

弱冠10歳そこそこであからさまなランク付けをされるというのは、ちょっとしたトラウマにもなりそう･･･。

 

どこの席に座っているかで自分よりも成績が上か下かがハッキリわかってしまうというのは、精神的にかなりのストレス＆プレッシャーになるのではないでしょうか。

 

実際に本当にそんなことがあるのか？と調べてみたところ、少なくとも日能研は成績次第で席順が変わります。

 

成績の良い順に、最前列の中央から席が決まっていくのです。

 

なので、日能研に通っている子供同士だと誰が前回のテストで1位だったかがハッキリわかってしまうんですって。

 

日能研だけではなく、中学受験対策のコースがある塾ではこのようなスタイルをとっているところが多いようです。

 

ただ、四谷大塚では日能研のように頻繁に席順が変わるということはないとのこと。

 

もちろん成績は重視しますが、視力や態度なども考慮されて席が決まるそうなので、塾によってもカラーがあるんですね。

 

テストの成績で頻繁に席順が変わる下剋上生活というのは、子供にとって相当なストレスになるんじゃないか？

 

と、子を持つ親としては心配になります。

 

塾に通うことで子供の元気がなくなっていくのだとしたら、中学受験自体を取り止めにしようと考える親御さんもいらっしゃるでしょう。

 

ですが、子供は大人が思う以上に柔軟ですし、そんなに弱くはないようで。

• 「親としては心配だったけど、子供は前回よりもいい席を目標にすることで前向きに頑張れたようだ」
• 「席順でいい席を勝ち取れたことが自信につながったようだ」
• 「メリハリのある生活がモチベーション維持につながって、中学受験に合格できた！」

･･･等々、プラスの評価をしている方も多いんですよ。

 

親としては子供が傷つく姿を見たくはないわけですし、あれこれ心配になって難を除けてあげたいという気持ちにもなるでしょう。

 

しかし、実際には子供は親が思っているほど脆くはありませんし、意外とその状況を気にしていないのかもしれません。

 

とはいえ、全ての子供が「競争すること」に対して100％前向きに頑張れるわけではありません。

 

頑張っても席順が良くならないことに苛立ったり、「もう、いいや」と投げやりな気持ちになって塾をサボりがちになったりする可能性だってあるわけですよね。

 

そのような場合は、中学受験をするかしないか、原点に戻って親子で徹底的に話し合ってみることをオススメします。

 

テストの成績次第でコロコロと席順が変わり、場合によっては教室の隅っこに追いやられてしまうかもしれない。

 

そんだけシビアな生活でも塾に食らいついて中学受験合格を念じ続けられるだけのガッツはあるのかどうか？

 

「席順」というシビアな現実から目を背けずに向き合い続けることができる子でなければ、はっきり言って中学受験には合格できないでしょう。

 

それでも中学受験を目指すのであれば、せめて、露骨な席替えがない（あっても回数が少ない）塾を選んだほうが良いですね。

 

言うまでもないことかもしれませんが、子供の性格によってモチベーションを上げられる方法や環境は異なります。

 

その点を考慮の上で、最大限に子供の実力を発揮できる道を探ること。

 

親にできる精いっぱいのバックアップは、そんなことしかないのではないでしょうか。

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