中学受験 塾 休む

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「あー、ダルいな。今日は家でダラダラしたいな」

 

大人だって、そう思うことってありますよね。

 

それは子供だって同じことで、たまには塾をお休みしてのんびりしたい日もあるんです。

 

塾を休む→サボリ癖がつく→中学受験に合格できない。

 

私の場合、頭の中で瞬間的にそう思ってしまいます。

 

だからきっと、子供が「塾を休みたい」と言い出したら、瞬間的にものすご～く嫌な顔をしてしまうでしょう。

 

そして、その表情を見て娘は思うはずです。

 

「ああ私、ママが嫌がることを言っちゃったんだな。塾を休むなんて、ダメなんだな」と。

 

でも、まずは「塾を休みたい」という言葉をそのまま受け入れてみることが大事なんですよね。（と、頭ではわかってる！）

 

「サボリ癖がつくかもしれない」「もしかしたらもう、サボリ癖がついているのかもしれない」と、勝手に思考が暴走する前に自分で脳にストップをかけなければいけないのです。

 

それが1回目なのであれば特に、「サボリ」と決めつけてしまうのは危険だし、子供に対して失礼でしょう。

 

子供が「塾を休みたい」と言う理由っていろいろ考えられますよね。

 

例えば、

• ①　単純に、今日は疲れたから
• ②　学校で嫌なことがあって落ち込んでいるから（先生に怒られたとか、友達とケンカしたとか）
• ③　塾までの距離が遠くて面倒くさいから（もしくは、前回、途中で嫌なことがあった）
• ④　なかなか成績が上がらず、勉強が楽しくないから
• ⑤　塾に苦手な子がいるから
• ⑥　塾の先生が苦手だから
• ⑦　前回、塾で嫌なことがあったから

仮に、①②③⑦あたりが原因だとしたら、「休みたい」というのは一過性のものであって次回は大丈夫でしょう。

 

1回休ませてみると、それで気が済んで次回はケロッとして何事もなかったように行くかもしれませんよ。

 

しかし、④⑤⑥⑧が原因なのだとしたら、塾がある日はこれからもずーっと「行く」／「休む」のバトルを繰り広げることになってしまうかもしれません。

 

まずはじっくりと子供の言い分を聞くこと。

 

その上で、「このまま楽しく通うのは無理そうだな」と判断した場合は転塾、しばらく塾を休む、あるいは中学受験をやめるという選択肢も含めて家族の話し合いの場を設けましょう。

 

個人的には、塾も習い事も「いつでも休んでいいだよ～」くらいの軽い気持ちで通わせるのが理想だと思っています。

 

だって、義務教育じゃありませんし。

 

無理に行かせなくても、別に親の責任も問われません。

 

「休みたいの？そう。じゃあ、お休みすれば？」

 

って、そのくらいライトな感じで対応できれば子供のほうも気楽でしょう。

 

「休みたい時はいつでも休めるんだ」と思うことって、実は子供にとって”お守り“みたいな安心感があるものなんですよ。

 

 

では、どうすればそういうキャパの広い親になれるのか。

 

ひとつ言えることは、「自分と子供の問題を混同してはいけない」を意識すべきだということ。

 

塾を休んで勉強が遅れて中学受験がヤバくなるのは、親であるあなたではなくお子さん自身です。

 

子供がそれでもいいから休むと言っているならば、その意思を尊重するのもアリではないかと。

 

子供の中学受験を、まるで自分の受験のように捉えて必死になっていると、子供はどんどん追い詰められて本音を言えなくなってしまうんじゃないでしょうか。。

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