中学受験 塾 相性

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お子様の中学受験、年齢的にも難しいものがあるだけに塾選びには気を使いますよね。

 

そのとき、評判や実績に目が行きがちですが、実はそれだけでは受験成功には不足だというのですがそれというのも「相性」。

 

いったいどんな関係があるのでしょうか。

 

受験というと関係してくるのが、合格率。

 

子供の数は減ってきているから、中学受験も合格しやすいのではないか・・・と思っている人もちらほらいらっしゃると思います。

 

実は、特に難関校になると昔とそう変わらないというのですが、その原因とは何かというと、お受験をさせるご家庭が増えてきているからです。

 

これには、教育現場の荒廃も一因としてあるでしょう。

 

たとえば、小学校は公立でいいとしてもぐんと大人へ近づく中学からは私学に行かせたいという親御さんの希望もわからないではありません。

 

そんな世相を反映してか、塾産業は少子化の波も関係なく活況を呈しています。

 

世間には実にさまざまな塾があり、それぞれの情報を集めたりしている親御さんも多いなか、こんな声もあります。

• 「どこも良さそうに思えて・・・」
• 「塾の実績を見ると、有名校へ多数行かせているところがいいのかと・・・」

これらはどれも共感できるご意見ですね。

 

周りに相談できるママ友がいればまだ実態がつかめていいかもしれませんが、そうではない親御さんの場合、孤立してしまいお子さんをどこの塾に入れたらいいかわからないまま、時間だけがどんどん過ぎていく・・・

 

という事態は、とてももったいないことです。

 

大手塾の宣伝を見ると、「早ければ早いほどよい」というようなフレーズがあります。

 

こういうのを聞くと「小さいのに塾なんてかわいそう」という声も聞かれます。

 

ただ、それもお子さんの特徴や性質にあわせてあげるのが一番です。

 

「早いのかどうか」よりも、「お子さんが意欲的に通えるのかどうか？」という問題のほうがより重きをおくべき視点となるでしょう。

 

主人公は親御さんではなくお子さんですから、ご本人が勉強したいと思っているのに「早すぎてかわいそう」という親御さんの独断で通わせないというのもそれこそかわいそうな話です。

 

また、「小学校４年以降に塾通いするのは遅すぎて、授業についていけない」という都市伝説も疑問がわきます。

 

実際、５年生から入塾し、難関校に合格できた例も少なからずあるからです。

 

ですが、遅いということはお子さんにとってハンディとなるのは、否めない事実です。

 

友達がどんどん先を行っているのに、自分だけ遅い進歩では通うこと自体が苦痛になってしまう・・・ということだけは避けたいものですよね。

 

では次に、失敗しにくい塾選びのコツを見ていきましょう。

 

お子さんにとって、学校であろうと塾であろうと、先生というのは大変に身近であるだけに、もっとも影響を受けやすい立ち位置にあります。

 

たとえば、体験学習とか夏期講習などのときに教わった先生が、入塾以降も担任してもらえるのかをしっかりと確認することです。

 

もしかして、生徒をたくさん入塾させたいがために人気のある先生をそのときだけ講師として起用している可能性もあるからです。

 

そのあたりは、しっかりと塾側に確認をとる必要があるでしょう。

 

お子さんの性質が優しい場合、厳しく熱血漢の先生は合わないという場合もよく聞くことです。

 

教え方のうまい、人気の先生、人気の塾であっても、お子さんと合わなければ、結局、塾自体を変えざるを得なくなります。

 

また、その塾や先生の目標が高い場合、お子さんの通塾動機が「中堅校でもいいからどこかに合格できればいい」、

 

または「仲良しのお友達と同じところにいきたい」というものですと、周りから

• 「目標が低い」
• 「やる気がみられない」

といわれてしまい、お子さんがかわいそうな状況に陥る可能性もあります。

 

逆に、知っているお友達がいて、塾の行き帰りが楽しすぎて勉強がまったく頭に入らないというのも困りものですね。

 

そして、宿題がとても多いのが塾の特徴です。

 

学校の宿題もあるのに、塾の宿題もあって全く自由時間もない、という状態になるのなら、その時期その時期に学ぶべきことも学べず、ほかの趣味や習い事をおろそかにしてまで、机に向かうだけ・・・という毎日になりがちです。

 

こうならないためには、複数の塾を見学してみて、お子さんにしっかりと見聞きさせて、その後「お子さんとしっかりと話し合う」ということです。

 

もしかして、将来の夢の話まで出てもおかしくありませんが、そうなったらなったで目標がしっかり見極められ、親御さんとしてもお子さんのためにどうしたらよいのか、ぐんと動きやすくなるでしょう。

 

こうした話し合いでゆるぎない結論が出るまでは、塾を安易に契約しないというきっぱりとした態度が必要ですね。

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