中学受験 塾 ストレス

トップページ ＞ 意外！中学受験の塾の費用が高額じゃない事実 ＞ 塾通いのストレスで子供が壊れる！？中学受験は本当に必要？

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親にしてみれば「高いお金を払っているんだから、なにがなんでも通ってもらわないと！」と、前のめりになるのもわかります。

 

しかし、子供は子供なりに「塾」という狭い世界で必死に戦っています。

 

そのストレスに向き合うことは、親子の絆を深め、互いの「未来」に真摯に向き合うことでもあるのです。

 

ネットの口コミを見ていると、中学受験のための塾通いを始めてからストレスで体調を崩したというお子さんも多いようです。

 

例えば、「朝、トイレにこもって出てこない」

 

「自分で髪をむしってしまう」

 

「手のささくれをずっと剥いている」･･･etc。

 

もしかしたら本人は気づいていないのかもしれませんが、大人から見ると明らかにストレス性の症状ですよね。

 

「うちの子、大丈夫かな！？」と心配になるのもよくわかります。

 

具体的に塾のどんなことがストレスになっているのかというと･･･。

 

• 成績が思うように上がらない。
• 塾の授業についていけない。
• 塾の雰囲気になじめない。
• 学校と塾の両立ができない。
• 生活のスタイルが変わって身体と心がついていけない。
• 遊びたいのに遊ぶ時間がない。
• 親や先生からのプレッシャーに耐えられない。

 

ざっくりと、こんな原因が挙げられます。

 

中学受験対策の塾は先生や周りの子のモチベーションも高いでしょうし、中途半端な気持ちで通い始めるとかなりのストレスになるでしょう。

 

特に最初は、雰囲気そのものに戸惑ってしまうのも無理はありません。

 

ですが、そこで親まで一緒にまごついてしまっては子供のストレスはますます増すばかり。

 

「何、甘えたこと言ってんの！努力が足りないからついていけないんでしょ」

 

「まだ宿題終わってないの？グズグズしてると置いていかれるよ」

 

「早く、早く！さっさと支度しないと間に合わないでしょ」

 

「お兄ちゃんの時はもっとスムーズになじめたのに」

 

なんて発言で子供にプレッシャーをかけていませんか？

 

成績が上がらないこと、周りについていけないことを一番気にしているのはお子さん自身です。

 

自分の努力不足を反省している部分もあるのにわざわざ親に指摘されると、イラっとしますし傷つきますよ。

 

私も一人の親として、子供に期待する気持ちもわかりますし、言わなくて良いことをわざわざ言ってしまうのもよくわかりますが･･･。

 

どこかで「自分の人生は自分のもの、子供の人生は子供のもの」

 

と割り切っていないと、子供の成果を自分の成果のように捉えてしまいます。

 

必要に応じて塾や学校の先生に相談したりアドバイスを求めたりすることは大事ですが、「ま～、私の人生じゃないし」と割り切っていないと子供も親も辛くなる一方でしょう。

 

それから、盲点なのは学校での人間関係。

 

中学受験する子としない子では、放課後の生活がまるで違います。

 

今まで毎日のように遊んでいた友達と遊べなくなったり、誘いを断らざるを得ない状況というのは子供にとってつらいもの。

 

これは中学受験の塾通いに限ったことではなく、習いごとについても言えることですよね。

 

子供が本気で「受験したい！塾に通いたい！」

 

という情熱があって始めるのであれば問題ありませんが、親が決めた受験の場合は注意が必要です。

 

「遊びたいのに遊べない」そのストレスは、大人になっても尾を引いてしまうことがあるんですよ。

 

学校の友達関係でなにか悩みを抱えている様子なら、一度、中学受験そのものについて親子で話し合う必要があるでしょう。

 

本人にも「中学受験したい」という気持ちがしっかりあって、それでも遊ぶ時間ももっと欲しい！

 

ということなら、「合格」というゴールをより具体的にイメージさせたほうが良いですね。

 

いずれにしても、中学受験の主役は子供。

 

ある程度のストレスは自分で解決すべき問題ですし、親は着かず離れずで見守る･･･

 

そんな覚悟と信頼関係も必要ですね。

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