中学受験 塾 6年生から

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人には誰にでも、その人なりのペースというものがあります。

 

小4から始めるのがスタンダードだとしても、本人のやる気や地頭の良さ、基礎的な学力があれば6年生からでも十分に勝負できるのでは？

 

6年生から新たに塾に通い始めるというのは、正直、やはり「スタートが遅い」「出遅れている」と言われてしまっても仕方がない感があります。

 

なぜなら、中学受験した子の半分以上は4年生から塾に通っているから。（ベネッセが実施したアンケートの結果）

 

「5年生から」と答えたのが約20％、6年生からとなるとたった6％しかいません。

 

それは、塾のカリキュラムが4年生からスタートして2年かけて中学受験をクリアするような内容になっているからなんです。

 

まずは勉強の癖をつけて、自宅学習の習慣をつけて、基礎学力を定着させて、応用力をつけて、さらに志望校対策をして･･･となるとやはり2～3年はかかるのでしょう。

 

6年生のカリキュラムは基礎ができていること前提で進められていきますので、土台がしっかりできていないと塾の授業内容についていくのはかなり大変でしょうね。

 

しかし、一方で性格的に短期集中型のほうが向いている子もいますよね。

 

中学受験の勉強や塾通いにはそれなりに集中力や精神力が要りますので、「飽きっぽくて2年も3年も続かない」というタイプの子も少なくないはずです。

 

そのようなタイプは、意外と6年生から受験勉強を始めても驚くべきスピードで成績を上げていく可能性を秘めています。

 

ただ、その場合でも6年生から入塾するなら集団塾ではなく個人塾がオススメ。

 

その方が個人の学力やペースを尊重した手厚い指導を受けられますし、本人も「遅れている」というプレッシャーを過度に感じずリラックスして勉強できるでしょう。

 

なにより、親の焦りやイライラも緩和されます！

 

実は私の親戚の子も、6年生から塾通いを始めて中学受験に合格した一人。

 

親は中学受験させる気なんて全くなかったそうですが、子供本人が6年生になって「中学受験したい！」と言い出したそうです。

 

ひとつの例として、その子が教えてくれた合格のポイントを教科別にまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。

 

算数

• 夏休み前に、小学校で習うことを全て終わらせておく。
• パターン化された解き方を覚え、それを徹底して繰り返し練習する。

 

国語

• 「完全に内容を理解した」と思えるまで、問題文を読み込む練習をする（読解力を養うトレーニング）
• いろんな問題に触れてみる。

 

理科

• 科学館などの実験イベントに積極的に参加しよう（体験を通じて、その現象を自分のものとする）

 

社会

• 家族でニュースを見る習慣をつける。
• 毎日、必ず新聞を読む。（タイトルを流し読みするだけでも良いので、毎日継続すること！）
• 理科と同じように、体験イベントがあればどんどん参加！

 

親戚の子が見事に難関校に合格できたのは、なによりも本人の強い思いがあったから。

 

それさえあれば、たとえ6年生からの塾通いだって決して無駄にはならないはずです！

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