受験生 ランニング

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「勉強しなくては・・・」と思いつつ取り掛かるのについ時間がかかる・・・

 

という受験生の皆さん、少なくないのではないでしょうか？

 

勉強勉強でストレスやプレッシャーがかかるなか、ランニングを推奨する塾もあるほど。

 

運動と勉強の関係とはこれいかに？

 

勉強と運動の関係は意外に密接に結びついているということ、受験生の皆さんはご存知だったでしょうか。　

 

ある塾の講師をしている方のブログでも、塾のトレーニングの一環としてランニングを取り入れているそうなのですが、その効果とはどんなものが期待できるのでしょうか。

 

受験勉強というと、まず体力を温存して疲れないようにする、という考え方から、あまり身体を使うようなことは避ける傾向にあるのではないでしょうか。

 

しかし、運動をしっかりするような生活にすると以下のような効果が期待できるというのです。

• 「記憶力・集中力が高まる」
• 「ストレス解消になる」
• 「血行が促進され、脳の血流がよくなる」
• 「体力増進により風邪を引きにくくなる」
• 「疲れにくくなる」

などといった効果が期待できるようになります。

 

すばらしい効果が目白押しですよね。

 

では、なぜランニングなどの運動が受験生にとってよいのでしょうか。

 

またどんなタイミングで運動をするのが、勉強をもっともはかどらせるのでしょうか。

 

どんなタイミングで運動をすると、受験生の皆さんの勉強がはかどるのでしょうか。

 

その一つとしては、「勉強する前に運動をする」ことです。

 

というのは、運動してから勉強すると、「記憶力・集中力がアップする」効果が期待できるからです。

 

もちろん、運動が勉強によいといっても、部活をしていたときのような激しいトレーニングは必要ありません。

 

勉強の前に激しい運動をすると、疲れでかえって眠くなってしまう恐れがありますから、ウォーキング、軽いランニング、ダンス、空手の型、バットなどの素振りなどの軽いものを行いましょう。

 

さて、このような軽い運動でも体を動かすと、脳内でドーパミンが分泌されます。

 

しかも、脳の中の海馬というところからシータ波という脳波が出てきます。

 

このシータ波が多く出ると、集中力や記憶力をアップさせてくれますので、受験生の皆さんには心強い状態といえますね。

 

ところで、ウォーキングやランニングというと、わざわざどこかへ出かけていかなければならないような感じもしますが、学校の登下校中も立派なウォーキングやランニングの時間となります。

 

登下校中、あるいは塾に行くとき、少し早足で姿勢よく歩く、急いではないけれども走ってみる、というのも時間を上手に使え、効率よい運動方法といえます。

 

では次に、「運動しながら勉強する」というと、どんな効果が期待できるのでしょうか。

 

運動中の勉強は、暗記学習の効果に期待ができるとされています。

 

というのは、暗記中は脳の「海馬」という部分がよく活動しているのですが、この海馬は、人間が「場所を移動するごとに活性化する」というものになります。

 

ですから、運動しながら暗記学習をすると、効率よく覚えることができるのは道理にかなっているといえるのです。

 

このことから、受験生のみならず暗記学習をする場合には、ランニングやウォーキングのように場所を移動しながらできる方法を取り入れてみましょう。

 

この場合には、安全のため、耳から聞いて覚えるタイプのもので勉強するといいでしょう。

 

また、登下校中、電車やバスに乗っているときに覚えるのも、場所を移動していることになりますのでちょうどよい暗記タイムになります。

 

このとき、座っているよりも立って覚えたほうが、振動が伝わり筋肉もよく使うため、効率よく覚えられます。

 

しかしながら、交通の安全には十分に注意する必要がありますので、駅のプラットホームや交通量の多い道路では控えるようにしてください。

 

さて、どうしても座っていなければならないときに暗記学習をしたい場合には、ズバリ「貧乏ゆすり」がおすすめです。

 

貧乏ゆすりをするというのは、常に筋肉のどこかを動かしていることになりますので、じっと静かに座っているよりも暗記がはかどるのです。

 

落ち着きのない人だと思われても、受験生の皆さんにとっては一大事ですから、遠慮なく貧乏ゆすりをしてみてくださいね。

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